すべり症の症状のことについてお話しているページです。

症状について


すべり症の症状は、急性期と慢性期に分かれます。急性期においては、主としてぎっくり腰に極めて近い症状が発生します。

多くの場合、腰に激しい痛みを伴い、腰下が抜けているような感覚や、強い違和感などが感じられます。

急性期において発生する痛みは、腰椎が突発的に滑ることによって、それを支えようと反発する筋肉が、負荷に耐えられず、ダメージを追うことで痛みを発するのです。

これはぎっくり腰とほぼ同じメカニズムとなっています。慢性期においてはほとんどの場合、急性期のような痛みを伴うことはありません。

痛みを伴うケースも少なからず存在しますが、慢性期では、「痛みほどではないがなんとなく違和感を感じる」、あるいは「痛みは感じるが我慢できる、日常生活には差し支えることはない程度」、と言った方が多く、この症状が慢性的に続きます。

すべり症を患っている患者さんのうち、そのほとんどが今述べた慢性痛に悩まされています。というのも、激しい痛みを伴う急性期においては、病院で診てもらっても「すべり症」ではなく、それこそ「ぎっくり腰」と診断されてしまうケースが多いからです。

これは腰関連の疾患の診断の難しさに起因するものなのですが、逆を言うと、慢性期の症状が見られる場合には、すべり症の疑いが強いということになります。むしろ慢性期の方が厄介で、そもそも自分がすべり症だと気づかないケースが意外と多いのです。

「なんとなく違和感を感じるが、我慢できるだろう」などと判断してしまい、診断を受けること無くそのまま過ごしてしまう人が多く、結果発見が遅れてしまい、症状の悪化を招いたというケースも多く存在します。

さらに極端なケースですと、すべり症であるということに全く気づかないまま、一生を終えてしまうということもあります。

これは、腰椎周りの筋力がしっかりとしている人に限られますが、スポーツ選手などは現役中、画像診断上、すべり症を発症しているにも関わらず痛みがさほどない方が多いですが、現役引退をして筋力が衰えてきたときに腰の痛みやしびれを発症する選手が多くいます。

実はすべり症を完治させるヒントはここにあり、腰椎をしっかりとサポートできる筋力がしっかりとあれば、痛みやしびれなどの症状を発症していたとしても、日常生活で痛みを出ることを抑えることができるということなのです。

すべり症を根本から完治させるには、すべってしまっている腰椎周りの筋力をしっかりと鍛えことが重要なのです。逆にいつまでも安静にしていればいるほど筋力が衰え、症状が悪化してしまうことになるのです。

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